小沢幹事長は続投、首相も了承

 鳩山首相と民主党の小沢幹事長は16日午前、首相公邸で約15分間、会談した。

 小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、石川知裕衆院議員(民主)らが政治資金規正法違反で逮捕されたことについて、小沢氏は違法性を否定し、幹事長を辞任しない考えを伝えた。首相も続投を了承した。

 小沢氏は党運営への影響を避けるため、日常的な幹事長業務は輿石東参院議員会長(幹事長職務代行)に委ねる考えだ。

 小沢氏は一連の疑惑に対する自らの関与を否定しており、周辺に「身の潔白を訴える」と伝えた。16日午後に開く定期党大会でもこうした考えを表明する見通しだ。

 小沢氏は16日午前、党大会に先立って都内で開かれた党地方代議員会議であいさつし、「ご迷惑、ご心配をおかけした」と陳謝した。これに対し、神奈川県連は「小沢氏の問題があるので、輿石氏以下、執行部が幹事長を支えてほしい」と求め、輿石氏が「しっかりやっていく」と応じた。小沢氏の進退をめぐる発言はなかったという。

 地方代議員会議は当初、一部公開予定だったが、急きょ、非公開となった。民主党は16日午後、東京・千代田区の日比谷公会堂で定期党大会を開く。

 事件に関連し、党内からは「小沢氏に責任を問う声が出るのは必至で、大会は混乱もあり得る」との指摘も出ている。大会には、鳩山首相(党代表)や小沢氏も出席する予定だ。

小沢氏の公設第1秘書・大久保被告を逮捕

 小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、東京地検特捜部は16日午前、同会の元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書の大久保隆規被告(48)(西松建設の違法献金事件で公判中)を政治資金規正法違反(虚偽記入)容疑で逮捕した。

 特捜部は15日夜、同会の事務担当者だった石川知裕・衆院議員(36)(民主)とともに、石川容疑者の後任の事務担当者だった池田光智・元私設秘書(32)も同法違反容疑で逮捕しており、この事件の逮捕者は計3人になった。

 石川容疑者は特捜部の調べに対し、土地代金に充てた4億円の収入について、「あえて政治資金収支報告書に記載しなかった」と犯意を認める供述をしている。

 大久保被告は16日朝、岩手県釜石市の自宅から東京地検の係官に任意同行され、新幹線で上京後、逮捕状を執行された。

 大久保被告は石川容疑者や池田容疑者と共謀し、同会が04年10月29日に購入した土地の代金に充てた4億円の収入などを、04年分の収支報告書に記載しなかったほか、土地代金など約3億5200万円の支出を05年分の収支報告書に計上、さらに07年に同会から出金した別の4億円の支出などを07年分の収支報告書に記載しなかった疑いが持たれている。

 関係者によると、大久保被告はこれまでの任意の事情聴取で、「土地を購入することは聞いていたが、資金のことはわからない」などと容疑を否認している。

 事件を巡っては、中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県)の元幹部らが、国土交通省発注の胆沢(いさわ)ダムの工事を下請受注した謝礼として、04年10月には石川容疑者に、05年4月には大久保被告に、それぞれ現金5000万円を渡したと特捜部に供述。石川容疑者と大久保被告は全面否定しているが、水谷建設側は「大久保被告から要求された」としており、特捜部はこの資金提供についても大久保被告を追及する。

大久保被告を逮捕へ=石川容疑者「故意」認める−小沢氏団体事件

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体をめぐる事件で、東京地検特捜部は16日午前、小沢氏の公設第1秘書大久保隆規被告(48)=公判中=に対し、岩手県内の自宅から同行を求めた。既に政治資金規正法違反容疑で逮捕状を取っており、同日中に逮捕する。一方、衆院議員石川知裕容疑者(36)は調べに対し、政治資金収支報告書への故意の不記載を認めたという。
 大久保被告は事件当時、小沢事務所で石川容疑者らの上司として経理事務を統括していた。特捜部は大久保被告が収支報告書への不記載を了承していたと判断した。
 関係者によると、大久保被告は、小沢氏の自宅に届けるために陸山会が2007年に支出した4億円について、同報告書に記載しなかった疑いが持たれている。
 これまでの任意聴取に、大久保被告は不記載への関与を否認していた。 
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